
東大阪市で保育所を運営する青葉学園(大阪府東大阪市永和1丁目26−10)では、月に1度季節を感じることができる特別なおやつを提供しています。 今回は梅雨にぴったりのおやつ「変身!マジックあじさいゼリー」をご紹介します! ご家庭で使えるレシピもありますのでお子様と一緒に試してみてください。夏休みの自由研究にもピッタリのレシピです。
青葉学園とは?
◎基本情報
名称:社会福祉法人 青葉会 青葉学園
創立:昭和14年12月8日
社会福祉法人認可:平成9年5月6日
定員:60名(生後6か月~就学児前)
開所時間:平日:7:30〜19:00 土曜:8:00〜17:30
通常保育時間:8:30〜16:30
食育活動は毎月開催!
保育園では通常、年2~4回程度で食育活動を行っています。しかし、青葉学園ではなんと年12回!毎月開催しています。なぜ食育に力を入れているのか。それは、青葉学園の保育目標でもある、「自然を愛し、人を愛し、物を大切に感性豊かに表現できる子」に育ってほしいという思いがあるからなのです。
食を楽しむ体験!「変身!マジックあじさいゼリー」
それでは、「変身!マジックあじさいゼリー」をご紹介します。 このメニューは青葉学園で今年6月に実際提供されたものです。ゼリーは6月に見頃を迎えるあじさいに見立て、季節を感じながらおやつを楽しんでもらいました。
色が変化する!?
変身!マジックあじさいゼリーの特徴は、紫キャベツの煮汁で作ったゼリーに、上からレモンシロップをかけると色が変化すること。今回はその仕組みについてご説明します。 紫キャベツには、「アントシアニン」と呼ばれる色素が含まれています。この色素は、アルカリ性で青色、酸性でピンク色に変化します。そのため、紫キャベツの煮汁で作ったゼリーに酸性のレモン汁が入ったシロップをかけると、ピンク色に変化するのです。
「変身!マジックあじさいゼリー」のレシピを大公開!
このおやつは、少ない材料で簡単につくることができます。また、酸性とアルカリ性の仕組みについても学ぶことができるので、お子様の夏休みの自由研究にいかがでしょうか。
【材料:4人分】
◎紫陽花ゼリー
・紫キャベツ 50g
・お湯 300㏄
・砂糖 30g
・粉寒天 2g
◎ミルクプリン
・牛乳 150㏄
・砂糖 30g
・クールアガー 大さじ1/2
◎ソーダゼリー
・クールアガー 大さじ1/2
・水 200㏄
・かき氷シロップ(青)大さじ5
◎レモンシロップ
・レモン汁 小さじ4
・砂糖 50g
【紫色の出し方】
①キャベツの色素を抽出する。紫キャベツを刻み鍋にお湯と一緒に5分ほど漬ける。
②中火にかけて1~2分ほど煮出して色を出す。
③色がよく出たらザルでこしもう一度鍋に戻す。
④寒天を加えて沸騰したら砂糖も加えて一緒にひと煮立ちさせ茶こしでこす。 ミルクプリン、ソーダゼリーはそれぞれ作り固める。
透明カップにソーダゼリー、ミルクプリン、紫陽花ゼリーの順に飾り、食べる前にレモンシロップをかけて色の変化を楽しむ。