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1月の旬の食材とは?|おすすめの料理もご紹介

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1月の旬の食材とは?|おすすめの料理もご紹介

新年を迎え、寒さがいよいよ厳しく感じられる1月。 この時期の食材には、寒い季節だからこそ美味しさが際立つものが数多くあります。冬ならではの旬の味覚は、体を内側から温めるだけでなく、新しい年のスタートに必要な元気も届けてくれます。

この記事では、1月の旬食材と、それを活かしたおすすめの料理をご提案します。季節の恵みを存分に楽しみながら、寒さを和らげるほっとする時間を過ごしませんか?

1月の旬の食材一覧

1月の旬の食材は、冬の寒さに負けない体作りをサポートする栄養豊富なものが揃っています。この時期は、甘みが増した根菜や、寒さで旨味が凝縮された冬野菜が旬を迎えます。鍋物やスープ、煮込み料理に取り入れることで、体を内側から温めてくれるだけでなく、素材の持つ風味を存分に楽しむことができます。寒さが厳しく体調を崩しがちな季節だからこそ、旬の食材を活用した温かい料理で、心と体を元気に保ちながら、1月ならではの味覚を堪能してみましょう。

野菜

・長ねぎ

長ねぎの旬は11月から2月ごろで、寒さが増す冬の時期に甘みが増し、柔らかくなるのが特徴です。特に冬に収穫される「寒ねぎ」は、鍋料理や煮込み料理に最適で、加熱することで甘さと旨味がさらに引き立ちます。
長ねぎには、ビタミンCカリウムが豊富に含まれており、免疫力を高めむくみ解消に役立つとされています。また、香り成分であるアリシンには抗菌作用血行促進の効果が期待でき、風邪予防にも効果的です。寒い季節に体を内側から温めるのにぴったりな長ねぎを、冬の食卓にぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

・ほうれん草

ほうれん草の旬は11月から2月ごろで、特に冬場のほうれん草は寒さにさらされることで甘みが増し、栄養価が高くなるのが特徴です。柔らかい葉と濃い緑色が鮮やかで、スープやおひたし、ソテーなど、さまざまな料理に活躍します。 ほうれん草には、鉄分ビタミンAビタミンCが豊富に含まれており、貧血予防免疫力向上に効果が期待されます。また、葉酸食物繊維も多く含まれており、妊娠中の方腸内環境を整えたい方にもおすすめの野菜です。

 

・春菊

春菊の旬は11月から2月ごろで、寒い季節に特に風味と香りが際立つ冬の葉物野菜です。独特の爽やかな香りが特徴で、鍋料理やおひたし、サラダなどに使うと料理にアクセントを加えてくれます。葉は柔らかく、火が通りやすいので、さっと調理するのがポイントです。
春菊には、カロテンビタミンC鉄分が豊富に含まれており、免疫力向上疲労回復貧血予防に効果が期待されます。また、独特の香り成分にはリラックス効果があるとされ、心身を落ち着けたいときにもおすすめです。

果物

・キウイフルーツ

キウイフルーツは冬から春にかけて旬を迎える果物で、ビタミンCを豊富に含むことから「果物のビタミンC王」とも呼ばれます。1個で1日に必要なビタミンCをほぼ満たすほど栄養価が高く、免疫力向上美肌効果が期待できます。また、食物繊維カリウムも多く含まれ、腸内環境を整えむくみの解消にも役立ちます。
グリーンとゴールドの2種類が一般的で、グリーンは酸味と甘みのバランスが良く、ゴールドはより甘みが強いのが特徴です。

 

・文旦(ぶんたん)

文旦(ぶんたん)は冬から春にかけて旬を迎える柑橘類で、特に1月から2月ごろが美味しい時期です。厚みのある皮に包まれた果実は、大ぶりで食べ応えがあり、さっぱりとした酸味と控えめな甘みが特徴です。果肉はプリッとした食感で、爽やかな風味が楽しめます。 文旦にはビタミンCクエン酸が豊富に含まれており、疲労回復風邪予防肌の健康を保つのに効果的です。また、食物繊維も多く含まれているため、腸内環境を整えるのにも役立ちます。

 

・アンコウ

アンコウは冬が旬の深海魚で、特に1月は脂がのり、旨味が際立つ時期です。「海のフォアグラ」とも称されるあん肝や、ぷるぷるとしたコラーゲンたっぷりの皮、淡白で上品な白身など、捨てる部分がほとんどない魚として知られています。
アンコウにはビタミンAビタミンDが豊富に含まれ、美肌効果免疫力向上に役立ちます。さらに低脂肪高たんぱくのため、ヘルシー志向の方にもおすすめです。

 

・ホタテ

タホタテは冬に旬を迎える貝類で、特に1月のホタテは甘みが強く、旨味が凝縮されています。
ホタテにはタウリンが豊富に含まれており、疲労回復肝機能のサポートに効果的です。また、ビタミンB12や鉄分も多く含まれており、貧血予防にも役立ちます。さらに、低脂肪高たんぱくヘルシーな食材として人気です。

旬の食材を使ったおすすめの料理3選

このように、旬の食材を取り入れて、食卓に新年の冬の風情を添えてみませんか?1月は、寒さの中で甘みが増した根菜や冬野菜、そして旬を迎えた魚介類が美味しい季節です。栄養たっぷりで簡単に作れる冬のレシピをご紹介します。寒さが厳しいこの時期、旬の味覚を取り入れた料理で、体も心も温まりながら、冬の恵みを存分に楽しみましょう。

春菊と豆腐のさっと煮

春菊の爽やかな香りと豆腐のやさしい味わいが楽しめる簡単な一品です。さっと煮るだけで春菊の風味を引き立て、ポン酢でさっぱりといただけます。忙しい日にもぴったりのヘルシーレシピです。

【材料(2人分)】

・春菊:1束
・豆腐:1丁(300g程度)
・水:400ml
・だしの素:小さじ1
・醤油:小さじ2
・みりん:小さじ1
・ポン酢:適量

【作り方】

1.春菊は食べやすい長さに切り、豆腐は一口大に切ります。
2..鍋に水、だしの素、醤油、みりんを入れて中火にかけます。
3.沸騰したら豆腐を加え、2〜3分煮込みます。
4.春菊を加え、さらに1分ほどさっと煮ます(火を通しすぎないのがポイント)。
5.器に盛り、ポン酢を添えて完成です。

文旦とヨーグルトの爽やかデザート

文旦のさっぱりとした甘酸っぱさを活かした簡単デザートです。剥くだけで手軽に作れるので、食後の一品やおやつにもぴったり。ヨーグルトとの相性も抜群です!

【材料(2人分)】

・文旦:1個
・ヨーグルト(無糖またはお好みの甘さ):200g
・はちみつ:適量(お好みで)
・ミントの葉:少々(飾り用、なくても可)

【作り方】

1.文旦は皮を剥き、房から果肉を取り出します。苦みが気になる場合は薄皮を取り除いてください。
2.器にヨーグルトを盛り、その上に文旦の果肉をのせます。
3.お好みではちみつをかけ、ミントの葉を飾れば完成です。

ホタテとバター醤油のソテー

ホタテの甘みを引き立てるバター醤油の香ばしい香りが魅力の簡単な一品です。短時間で調理でき、メインにも副菜にもぴったりです!

【材料(2人分)】

・ホタテ(生またはボイル):8個
・バター:10g
・醤油:小さじ2
・塩・こしょう:少々
・レモン(お好みで):適量

【作り方】

1.ホタテは軽く水気を拭き取り、塩・こしょうをふります。
2.フライパンにバターを熱し、ホタテを並べて中火で焼きます。
3.両面に軽く焼き色がついたら、フライパンに醤油を回し入れます。
4.醤油が全体に絡み、香ばしい香りが立ったら火を止めます。
5.器に盛り、お好みでレモンを添えて完成です。

新春を彩る1月の旬食材

1月になると、新しい年の始まりとともに、冬の寒さが一層厳しく感じられる季節です。この時期の旬の食材は、甘みが増した根菜や冬野菜、そして脂ののった魚介類など、体を芯から温め、栄養をしっかり補給できるものが揃っています。
旬の食材を取り入れた料理を囲むことで、冬ならではの味覚を楽しみながら、家族とともに心も体も温まるひとときを過ごせるでしょう。寒さが厳しい1月だからこそ、自然の恵みを活かした食卓で、季節の風情を感じてみてはいかがでしょうか?

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