管理栄養士が本音で選ぶ！毎日飲みたい野菜ジュースランキング

忙しい毎日でも“野菜の力”をプラス

毎日の食事で「あともう少し野菜を摂りたい」と思うこと、ありますよね。そんなときに手軽に栄養を補えるのが野菜ジュースです。

ただ、最近は種類が増えすぎて「どれを選べば効果があるの？」「毎日飲んでも安全？」と迷う人も多いはず。

この記事では、管理栄養士の視点から

• 健康や美容への効果
• 成分や無添加などの安全性
• 自分に合った選び方

の3つのポイントに注目しながら、市販の人気商品を徹底比較しました。

“なんとなく健康そう”ではなく、“目的に合わせて選べる”一杯を見つけましょう。

野菜ジュースの「効果」を知ろう

野菜ジュースには、体にうれしい多くの働きがあります。特に注目したいのは次の3つ。

• 野菜不足のサポート：βカロテンやカリウム、食物繊維が不足分を補う。
• 抗酸化作用：トマトやにんじんに含まれるリコピン・ポリフェノールが老化を防ぐ。
• 代謝アップ・疲労回復：ビタミンB群・鉄分がエネルギー代謝を助ける。

💡 また、加熱加工によりβカロテンやリコピンの吸収率が上がることもポイント。「食べる野菜＋飲む野菜」で効率的に栄養をとることができます。

安心して飲むために知っておきたい「安全性」

「健康のために飲んでいるのに、実は糖分や塩分が多い…」ということも。毎日続けるためには、安全性の高い商品を選ぶことが大切です。

• 食塩・砂糖不使用を選ぶ
• 保存料・香料・着色料が入っていないか確認
• 国産原料・製造元の明記があるものを選ぶ

体に良いと思って続けるものこそ、「やさしい設計の1本」を選ぶのが安心です。

自分に合った「選び方」のポイント

たくさんある野菜ジュースの中から、何を基準に選べばよいのでしょうか？

管理栄養士が選ぶ！野菜ジュースおすすめランキング（TOP8）

🥇 第1位：伊藤園「1日分の野菜」

バランス・効果・安全性の三拍子そろった王道の1本

野菜350g分を凝縮した定番の人気商品。砂糖・食塩・香料すべて無添加で、効果と安全性を両立しています。

✅ 特徴と効果

• βカロテン・カリウム・ビタミンCなど、1日に必要な栄養素をしっかりカバー。
• 抗酸化作用により、肌のハリ・免疫力維持・疲労感対策にも役立つ。
• 飲みごたえがありながら後味すっきり。朝食代わりにも最適。

✅ 安全性

• 香料・保存料不使用。小さな子どもから高齢者まで安心して飲める。
• 塩分ゼロ・糖類無添加で、血圧や血糖が気になる方にもおすすめ。

✅ 選び方のポイント

• 「とりあえず迷ったらコレ」。毎日の習慣にしたい人向け。
• 食生活を整えたい方や、バランスよく栄養をとりたい人にぴったり。

👩‍⚕️ 管理栄養士コメント：
野菜ジュースのスタンダード。健康維持と野菜不足の両方をサポートできる、もっとも“続けやすい”1本です。

🥈 第2位：カゴメ「野菜生活100 オリジナル」

飲みやすさ×健康効果を両立したロングセラー

フルーツをブレンドしたやさしい甘みが人気。野菜が苦手な方やお子さんにもおすすめです。

✅ 特徴と効果

• βカロテンやビタミンCなど、抗酸化効果のある成分を豊富に含む。
• 1本で手軽に野菜と果物の栄養を補給できる。
• 体内の酸化を防ぎ、美容・肌ケアにも役立つ。

✅ 安全性

• 果実由来の自然な甘さで砂糖不使用。
• 国産野菜を中心に使用し、添加物は必要最低限に抑えられている。

✅ 選び方のポイント

• 甘みが欲しいけれど糖分が気になる人は「オリジナル」タイプがおすすめ。
• ジュース感覚で飲めるため、継続しやすい。

👩‍⚕️ 管理栄養士コメント：
“続けられる野菜ジュース”という意味ではNo.1。特に忙しい朝や間食代わりに最適です。

🥉 第3位：伊藤園「栄養強化型 1日分の野菜」

栄養をしっかり実感したい方に。機能性を高めた強化タイプ

「1日分の野菜」をベースに、ビタミン・鉄分・カルシウムをプラスした高機能タイプ。

✅ 特徴と効果

• 栄養吸収をサポートし、疲労感や鉄不足の対策に役立つ。
• βカロテン・葉酸も配合され、妊娠中・授乳期の方にもおすすめ。
• 味は濃厚ながら飲みやすく、満足感がある。

✅ 安全性

• 無添加設計で、香料・食塩・砂糖いずれも不使用。
• 栄養強化タイプでも、添加物を増やさない点が高評価。

✅ 選び方のポイント

• 健康維持＋栄養補給を重視する人に。
• 食事バランスにムラがある人や鉄分不足を感じている人におすすめ。

👩‍⚕️ 管理栄養士コメント：
「ただ飲む」から「目的を持って飲む」へ。健康意識の高い方にぴったりの強化版です。

🏅 第4位：カゴメ「野菜一日これ一本」

トマトベースで“効果を感じやすい”抗酸化系ジュース

1本に30種類以上の野菜を使用。濃厚なトマト味でリコピンが豊富。生活習慣対策や美容ケアに強い“効果重視型”です。

✅ 特徴と効果

• リコピン・βカロテンなど抗酸化成分が豊富。
• 日々の美容・健康サポートに役立つ。
• 加熱加工により吸収率アップ。

✅ 安全性

• 保存料・香料不使用。国産野菜を中心に使用。
• 濃厚な味わいでも、添加物は最小限。

✅ 選び方のポイント

• トマトの酸味が好きな方、料理にも使いたい方に。
• 食事と合わせて飲むことで栄養吸収がより効果的。

👩‍⚕️ 管理栄養士コメント：
トマトの抗酸化パワーは野菜ジュースの中でもトップクラス。体調管理を意識したい人におすすめです。

🏅 第5位：デルモンテ「食塩無添加 野菜ジュース」

安全性重視派に選ばれるロングセラー。血圧ケアにも◎

アメリカ生まれの定番ブランド。塩分・保存料を加えず仕上げた無添加設計で、健康を気遣う方に人気です。

✅ 特徴と効果

• トマトを中心に数種類の野菜をブレンド。
• GABAを配合し、血圧の健康維持やリラックスをサポート。
• 食塩不使用でもしっかりコクのある味わい。

✅ 安全性

• 食塩・砂糖・保存料すべて不使用。
• 塩分を控えたい方でも安心。

✅ 選び方のポイント

• 血圧や塩分摂取量が気になる方に特におすすめ。
• 夜のリラックスタイムや食後の1杯にもぴったり。

👩‍⚕️ 管理栄養士コメント：
安全性を最優先にしたい方に。体調管理や血圧ケアに役立つ“やさしい1本”です。

🏅 第6位：カゴメ「野菜生活100 Smoothie グリーンスムージーMix」

忙しい日の軽食代わりにも◎ フルーツ感と栄養の両立

とろみのある飲みごたえと、フルーツのやさしい甘みが特徴。1本で腹持ちもよく、忙しい日や間食代わりにも便利です。

✅ 特徴と効果

• 食物繊維やビタミンCを含み、腸内環境のサポートに。
• 自然な甘みでリフレッシュにも◎。
• スムージーならではの満足感で、朝食代わりにも。

✅ 安全性

• 保存料・着色料不使用。素材そのままの味わい。
• 果実由来の糖分がメインで、余分な甘味料は控えめ。

✅ 選び方のポイント

• 「飲むだけで満足感がほしい」方におすすめ。
• 間食代わりに使う場合は1日1本までが目安。

👩‍⚕️ 管理栄養士コメント：
忙しい朝や出先での栄養補給に最適。ジュースというより“食べる感覚”で取り入れられます。

🏅 第7位：小岩井「無添加野菜 31種の野菜100％」

低カロリー＆無添加で毎日にちょうどいい1本

31種類の野菜をブレンドした、自然な味わいの野菜ジュース。無添加で後味すっきり、毎日飲み続けやすいのが魅力です。

✅ 特徴と効果

• βカロテン・カリウム・食物繊維など、バランスよく摂取可能。
• 抗酸化作用による美容・健康サポートにも。
• 低カロリー設計で、ダイエット中でも取り入れやすい。

✅ 安全性

• 香料・保存料などの添加物を使わない“無添加設計”。
• 自然由来の色と味をそのまま保持。

✅ 選び方のポイント

• 「シンプルで安心な野菜ジュース」を求める方に。
• 濃厚すぎない味を好む方や、毎朝の習慣にしたい方におすすめ。

👩‍⚕️ 管理栄養士コメント：
無添加・低カロリーのバランスが優秀。毎日の健康習慣を支える“静かな実力派”です。

🏅 第8位：カゴメ「野菜生活100 マンゴーサラダ」

スイーツ感覚でビタミンチャージ。野菜嫌いにもおすすめ

甘くてフルーティーな味わいが特徴で、野菜ジュースが苦手な方にも飲みやすい1本。おやつ感覚でビタミン補給ができます。

✅ 特徴と効果

• マンゴーの自然な甘みと、βカロテン・ビタミンCが豊富。
• 美容ケアやリフレッシュにうれしい“ごほうび”系ジュース。
• 気分転換や午後の小腹満たしにもぴったり。

✅ 安全性

• 合成甘味料不使用。果実の甘さをいかした設計。
• 国内製造で品質管理も徹底。安心して続けられる。

✅ 選び方のポイント

• 「野菜ジュースが苦手だけど健康的に飲みたい」方に。
• おやつ代わりにしたい人、子どもと一緒に楽しみたい人にもおすすめ。

👩‍⚕️ 管理栄養士コメント：
「楽しみながら健康」を叶える1本。スイーツ感覚で飲めるので、野菜嫌いの方の“入口ジュース”としても◎。

野菜ジュースをもっと楽しむコツ

• 1日1本（200ml）を目安に。
• 食事の代わりではなくサポートとして取り入れる。
• 朝に飲むと吸収率が高く、代謝アップにも◎。
• 飲みすぎは糖分過多になることもあるため注意。

“効果・安全性・選び方”を意識して、自分に合う1本を

野菜ジュースは、選び方次第で効果も安全性も大きく変わります。

「効果を感じながら、安心して続けられる」――そんな1本を見つけることが、健康習慣を長く続ける第一歩です。