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フライパンの処分方法を解説|さまざまな選択肢から判断しよう!

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フライパンの処分方法を解説|さまざまな選択肢から判断しよう!

フライパンは、どの家庭にもある調理器具です。そんなフライパンですが、処分するときどのような手順を踏めば良いかご存じでしょうか? 実は、フライパンの処分方法には、ゴミとして捨ててしまう以外にも、リサイクルや再利用ななどさまざまな選択肢があるのです。

 

この記事では、フライパンのさまざまな処分・リサイクル方法について紹介していきます。「壊れて使えなくなってしまった」または「状態はキレイだけど、違うものを使い始めて不用になってしまった」など、手元のフライパンをどうするか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

フライパンの種類について

調理方法に合わせて使えるように、フライパンにはさまざまな形や素材の種類があります。

 

はじめに形の種類ですが、フライパンはそれぞれ「広さ」と「深さ」が異なります。料理内容や量に合わせて、直径サイズや深型・浅型などから選び、使い分けます。広さにあたる直径サイズは、一人暮らしならば直径20cm以下で問題ありません。しかし、家庭用に使うのであれば22cmから26cmくらいのサイズが必要になるでしょう。また家庭用としては、幅広い料理に対応できる「深型フライパン」を使っている方が多くなっています。

 

素材については、主に「鉄」「ステンレス」「アルミ」「アルミ(コーティングなし)」などの種類があり、使い勝手に合う素材を選びます。たとえば、鉄は熱伝導が良く強火料理にも向いていますが、こびりつきや錆びやすさがデメリットです。ステンレスは錆びに強いですが、熱伝導が悪いので余熱に時間がかかると言われています。

 

家庭用として多く使われているのは、コーティングされているアルミ素材のフライパンでしょう。アルミは軽くて熱伝導も良い性質があり、コーティングがあるためこびりつきにくく、使い勝手が良いためです。

フライパンの処分方法

「使い古した」「壊れた」あるい「使わなくなった」フライパンは、どのように処分したら良いのでしょうか。ここからは、フライパンの処分方法について詳しく解説していきます。

自治体のサイトを調べて捨てる

はじめに、フライパンをゴミとして捨てる方法をご紹介します。

 

フライパンを処分する際は、まずお住まいの自治体の処分方法をチェックしましょう。住んでいる自治体によって、フライパンの処分方法は異なります。事前に自治体のWebサイトにおける「ゴミの捨て方」などを確認して、処分方法を調べるようにしてください。

 

たとえば横浜市では、フライパンは「小さな金属類」のゴミとして分類されます。ただし、これに該当するのは、「取っ手を含めずに30cm未満のもの」に限られます。フライパンのほかにも、鍋やハサミ、傘の骨なども同じ分類になります。フライパンのサイズが30cm以上の場合、「粗大ゴミ」として捨てることになります。

 

捨て方のポイントとしては、「缶・びん・ペットボトルの袋とは分ける」「細かなものでなければ袋に入れずそのまま出す」ことが挙げられます。また、集荷頻度は週に1回になっているため、収集日を確認してから捨てる必要もあるでしょう。

 

詳細に関しては、お住まいの自治体における処分方法を確認し、ルールを守って捨てるようにしてください。



リサイクルショップに持ち込む

不用となったフライパンでも、壊れておらず状態が良ければリサイクルショップに持っていくのも手です。

 

人気の高いブランド調理器具メーカーのものや1万円以上する高級なものは、未使用に近いキレイな状態であれば、高値で買い取ってくれる可能性もあります。高額査定を狙うためには、なるべくフライパンを清潔にして持ち込むようにしましょう。

 

リサイクルショップへ持ち込めない場合には、役所・環境センターなどのホームページでリサイクル方法を紹介しているケースもあります。決まった収集日に、家庭の「金属資源ゴミ」として回収してもらえるはずです。無料でリサイクルできる方法なので、検討してみるのも良いでしょう。

 

フライパンの再利用を考える

調理用として使えなくなったフライパンを再利用して、そのほかのことに有効活用している方も少なくありません。たとえば、使わないフライパンをキャンプやガーデニングなどのアイテムに変身させて、再利用するケースもあります。ここからは、自分でできるフライパンの再利用方法について見ていきましょう。

キャンプ用具などにDIY

アウトドア好き、キャンプが趣味の方などにおすすめなのが、フライパンをDIYして「キャンプ用具」に再利用する方法です。以下では、その具体例として「焚火台」と「キャンプ用フライパン」にする方法をご紹介します。

 

はじめに紹介するのは、コーティングが剝がれてしまい使えなくなったフライパンを、キャンプの「焚火台」として生まれ変わらせる方法です。まずは、フライパンに3箇所、電動ドリルで穴を開けてください。穴にボルトを通して、そこに100円ショップなどで売っているジョイントラック用のポールを3本取りつけて脚にします。脚を立てたら、焚き火用の台の完成です。

 

そのほかにも、錆びて取っ手の取れてしまったフライパンを、「キャンプ用のフライパン」に変身させる方法もあります。フライパンの柄を電子のこぎりなどで切断して、スクレイパーやヤスリでコゲや錆びを磨き上げます。最後にシーズニング(油の膜でコーティング)すれば、キャンプで使える便利なフライパンの完成です。

ガーデニングに活用

おうち時間を楽しむ人や、自宅のガーデニングが趣味の方などにおすすめなのが、フライパンをリメイクしてガーデニングのインテリアとして再活用する方法です。

 

たとえば、ガーデニングのなかには、ビンテージ感のあるジャンクな小物を取り入れた「ジャンクガーデン」と呼ばれるジャンルがあります。ジャンクガーデンでは、フライパンをインテリアとして飾る方法が人気となっています。古くなって錆ついているものの“味のある”フライパンを壁に吊るしたり、白色の筆でペイントを加えたりするなど、さまざまなアレンジが施されているようです。

 

フライパンを処分する前にリサイクルや再利用も検討してみよう

フライパンはどの家庭でも使用されている調理器具ですが、使用頻度が高いため耐久年数に限りがあるのも特徴です。そのため、使えなくなってしまったフライパンは、お住まいの自治体のルールにしたがって廃棄する必要があります。

 

一方、アイデアやアレンジの仕方によっては、また新たな方法でフライパンを活用できるかもしれません。フライパンを捨てる前に、さまざまな方法をぜひ検討してみてください。

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