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名阪食品の食育を大公開!食育テーマ「#1さばの解体ショー」

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名阪食品の食育を大公開!食育テーマ「#1さばの解体ショー」

皆さんは食育に興味がありますか?この記事では、当社が実施している食育プログラムを大公開します。今回のテーマは「さばの解体ショー」です。子どもたちがさばの解体を通じて、命の大切さや食材への感謝を学ぶこのテーマは、教育現場からも高く評価されています。食育の内容に悩んでいる方や、当社がどのような食育を行っているのかを知りたい方にとって、必見の情報が満載です。

名阪食品の食育プログラムへのこだわり

食のことを知ることで給食はもっとおいしくなる、という考えから、給食を提供している名阪食品ならではの食育を行っています。
食育は、子どもたちが健康的な食習慣を身につけるための重要な教育活動です。食材の選び方や調理方法を学ぶことで、身体だけでなく、心の成長にも大きな影響を与えます。食育を通じて、子どもたちに食の大切さを伝え、未来の健康をサポートしましょう。

食育が子どもたちに与える影響

・食育が子どもたちの「健康」に与える影響

食育は、子どもたちが健康的な食生活を送るための基本を築く重要な手段です。バランスの取れた食事の重要性を学び、栄養素の役割を理解することで、将来的な生活習慣病の予防や、健全な体と心の発育をサポートします。幼少期に健康的な食習慣を身につけることは、生涯にわたる健康維持の基盤となります。

 

・食育が子どもたちの「食の選択」に与える影響

食育は、子どもたちが自分で食材を選ぶ力を養います。食材の栄養価や味の違いを理解することで、健康に良い食品を選択する判断力が身につきます。これにより、食への興味が深まり、自主的にバランスの取れた食事を心がける習慣が育ちます。健康的な選択をする力は、将来の食生活に大きな影響を与えます。

 

・食育が子どもたちの「食文化」に与える影響

食育は、子どもたちに地域や家庭の食文化を理解させる大切な機会を提供します。伝統的な食材や調理法を学び、食事に込められた歴史や文化的な背景を知ることで、食への興味が広がり、文化的な多様性を尊重する心を育てます。これにより、食を通じた自己表現や文化交流の基盤が築かれます。

 

・食育が子どもたちの「社会性」に与える影響

食育を通じて、子どもたちは食卓を囲むことで社会性を育みます。共に食事を楽しむことで、他者とのコミュニケーションや協力の重要性を学びます。また、食事を通じて感謝の心や思いやりを学び、人間関係を築く力が自然に養われます。食卓は、子どもたちが社会性を学ぶ大切な場です。

当社が取り組む食育の目的

給食が苦手だったり、好き嫌いが多かったりして、昼食の時間を楽しめない園児も少なくありません。そんな子どもたちにとって、給食の時間が苦痛になってしまうこともしばしばあります。そこで、給食サービスを提供する名阪食品では、食のプロとして、園児たちに食の楽しさを伝え、食生活に興味を持ってもらうことを目指しています。当社が提供する食育プログラムは、ただ食べるだけでなく、食材の魅力や栄養の大切さを学ぶ場として、園児たちが健康的な食生活を送るための一助となるよう設計されています。

食育活動を行う際のポイント

年齢別:食育活動のポイント

・0歳児の食育活動のポイント

【初めての食体験を楽しく安全に】
0歳児は、初めて食べ物と出会う時期です。柔らかく調理した食材を使い、五感を刺激しながら食べる楽しさを伝えましょう。食事の時間をリラックスした雰囲気にし、赤ちゃんが自分のペースで食べられる環境を整えることが大切です。

・1歳児の食育活動のポイント

【手づかみ食べで自信を育てる】
1歳児は、自分で食べる意欲が高まる時期です。手づかみ食べを促し、さまざまな食材を楽しむことができるように工夫しましょう。無理に食べさせず、食事が楽しいと感じる環境作りがポイントです。

・2歳児の食育活動のポイント

【遊びを取り入れて楽しく食べる】
2歳児は、自己主張が強くなり、自分で食べることに興味を持ちます。食事に遊びやクイズを取り入れて、楽しみながら食べる習慣を育てましょう。好き嫌いを克服するために、見た目や形を工夫した食材提供も効果的です。

・3歳児の食育活動のポイント

【食材への興味を引き出す】
3歳児は、食に対する興味が広がる時期です。食材の名前や栄養について少しずつ教え、食への理解を深めます。簡単な料理を一緒に作る体験を通じて、食べる楽しさと食材への関心を高めましょう。

・4~5歳児の食育活動のポイント

【食への感謝と知識を育む】
4~5歳児は、食事の役割を理解し、感謝の気持ちを育む時期です。バランスの取れた食事や食材の背景を教えることで、食への理解を深めましょう。料理への参加を通じて、健康的な食習慣と感謝の心を育てることが大切です。

食育活動の例

1.野菜の収穫体験

子どもたちが自ら野菜を収穫することで、食材の成り立ちや自然のサイクルを学べる食育活動です。収穫した野菜を使った料理を通じて、食材への感謝と楽しさを感じられます。

2.料理体験教室

子どもたちと一緒に簡単な料理を作ることで、調理の楽しさや食材の大切さを実感させます。自分で作った料理を食べることで、食事への関心と自己効力感を高めます。

3.味覚教育

五感を使って、さまざまな味や食感を体験する活動です。甘味、酸味、塩味、苦味など、味覚を意識しながら食べることで、子どもたちの味覚の幅を広げ、食べる楽しさを学びます。

食育テーマ「さばの解体ショー」

今回は、保育園で行った魚の食育「さばの解体ショー」をご紹介します。この食育では、園児たちが実際に魚に触れ、解体の過程を間近で見学し、食材がどのように食卓に上がるのかを学んでいただきました。普段の食事では意識しにくい「命をいただく」という感覚を、五感を使って理解してもらうことを目的としています。子どもたちの驚きや興味深そうな表情が印象的で、魚への関心が一層深まった様子が伝わってきました。

1.概要

1. おさかなクイズ
2. さばの解体ショー
3. まとめ

オープニングでは、さかなの被り物を被ったおさかなレンジャーたちが「おさかな天国」をBGMにダンスを披露しました。始まる前は静かだった子どもたちも、おさかなレンジャーが登場すると、一斉に歓声が上がり、一気に会場が盛り上がりました。

1.おさかなクイズ

シルエットクイズ① (1).jpg

第1問 :さかなの王様は何のおさかな?
①鯛 ②マグロ ③かつお
答え:①鯛
・「おめで鯛」というように、鯛はおめでたいときやお祝いのときに食べるから。

第2問:どうしておさかなの背中は青いの?
①青色の餌を食べているから。②海と同じ色にしているから。③空と同じ色にしているから。
答え:②海と同じ色にしているから。
・海の中では大きな魚に狙われ、空からは鳥に狙われているから、敵から見つからないようにするため。

2.さばの解体ショー

青葉⑦ (2).jpg

魚についての知識を深めた後、子どもたちは実際に生の魚を間近で見学しました。魚の体の構造を丁寧に説明しながら、解体の過程を実演しました。解体が終わると、子どもたちはラップ越しにさばに触れたり、じっくり観察したりして、生の魚の感触や見た目を直接確かめる貴重な体験を楽しみました。この実体験を通じて、魚への興味がさらに深まる様子が見られ、食育の一環として大きな成果を感じました。

3.まとめ

青葉② (2).jpg

イベントの最後には、登場シーンで踊った「おさかな天国」のダンスを、子どもたちと一緒に踊って盛り上がり、楽しい時間を共有しました。また、当日の給食には、受託先の保育園からお借りした魚焼き機を使い、新鮮な焼きさばをメインにした献立を提供しました。子どもたちは、自分たちが見学したさばを実際に食べることで、食材への感謝と興味をより深めることができました。

まとめ

今回の「さばの解体ショー」を通じて、子どもたちは、魚に触れ、解体の過程を間近で見学することで、食材への感謝や命の大切さを学ぶ貴重な体験を得ました。このような食育活動は、子どもたちにとって食べることの意味や楽しさを実感させる大切な機会となります。名阪食品では、今後も多様な食育プログラムを通じて、子どもたちの健やかな成長をサポートしていきます。

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