【スパイス図鑑 Vol.1】タイム&クミンの驚くべき健康効果とは?初心者でも失敗しない活用方法
「健康や美容のためにスパイスを料理に取り入れてみたいけれど、何から買えばいいのか分からない…」 「テ...
舩木 龍一
「便秘や肌荒れを改善したくて、毎日ヨーグルトや納豆を食べているのに、なんだか最近お腹が張る…」
「食物繊維を意識して摂り始めたら、逆にお腹が痛くなったり、おならが増えたりした気がする…」
健康的で体に良いとされる腸活。しかし実は、よかれと思って行っているその習慣が、あなたの体に合わない腸活になっている可能性があります。
腸内環境(腸内フローラ)のバランスは、指紋のように一人ひとり全く異なります。そのため、テレビやSNSで話題の腸に良い食べ物が、必ずしも自分の体に合うとは限らないのです。
今回は、なぜ良かれと思った腸活でお腹の不調が起きるのか、その科学的な理由と自分の体に合った正しい腸活の見つけ方を、管理栄養士の視点から分かりやすく解説します!
腸活を始めてから以下のような症状が出ている場合、その方法が現在のあなたの胃腸の状態に合っていないサインかもしれません。
「体に良いものだから、最初は好転反応(一時的な悪化)だろう」と我慢して続けがちですが、不快感が数日以上続く場合は注意が必要です。
健康に良いはずの発酵食品や食物繊維で、なぜ不調が起きてしまうのでしょうか?そこには明確な栄養学・医学的な理由が存在します。
本来、腸内細菌の多くは大腸に存在しています。しかし、ストレスや消化機能の低下などにより、小腸の中で細菌が異常に増えてしまう状態を「SIBO(シボ)」と呼びます。
SIBOの人が発酵食品やオリゴ糖などの菌の餌を摂ると、小腸内で細菌が大暴れして急激に大量のガスを発生させます。その結果、激しいお腹の張りや痛み、腹鳴を引き起こしてしまうのです。
「FODMAP」とは、小腸で吸収されにくく、腸内で発酵しやすい特定の糖質(発酵性小糖類・多糖類など)の総称です。
過敏性腸症候群(IBS)傾向のある方や胃腸が繊細な方が高FODMAP食材を摂ると、腸内で水分が急激に引き込まれて下痢を起こしたり、大腸で急速に発酵してガスが発生したりします。
〜高FODMAP食材の代表例(腸活に良いとされる食材も含まれます)〜
- 発酵食品: ヨーグルト、キムチ、納豆
- オリゴ糖を多く含む食材: 大豆製品、玉ねぎ、ニンニク、ごぼう、はちみつ
- 一部の果物・穀物: リンゴ、小麦(パンやパスタ)
食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の2種類があります。
玄米、オートミール、きのこ類、根菜類などに豊富な「不溶性食物繊維」は、便の嵩(かさ)を増して腸を刺激する働きがあります。しかし、すでに頑固な便秘で腸の動きが弱っている人が不溶性食物繊維を摂りすぎると、硬い便が腸内で詰まり、かえって便秘を悪化させてしまうのです。
「自分の腸に合っていないかも…」と感じたら、一旦これまでの腸活をお休みして、以下のステップで自分に合った方法を見つけましょう。
いかがでしたでしょうか?
体に良いとされる健康法や食材であっても、今の自分の腸内環境や体質に合っていなければ、かえって不調の原因になってしまいます。
大切なのは、世の中の情報に振り回されるのではなく、自分の身体(お腹)の声を聞くことです。これを食べるとお腹の調子が良いなと思えるマイベスト食材を少しずつ見つけていきましょう。
もし、食事を見直しても強い激痛や下痢・便秘が長期間続く場合は、無理をせず消化器内科などの専門医にご相談くださいね。
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