子どもに食物アレルギーがあるか知るには?初期症状の確認方法から検査の種類、受診の目安まで徹底解説
初めての離乳食や、新しい食材をお子さまに食べさせるとき、多くの親御さんが頭の片隅で心配するのが食物ア...
舩木 龍一
フィンランドの食文化を語る上で欠かせないキーワードが、広大な「森」と「湖」です。
フィンランドには、法律で「自然享受権」という権利が認められており、誰もが自由に森に入って、自生しているベリーやキノコを摘むことができます。
凝った味付けをするのではなく、自然の恵みをそのまま素朴に味わう。これこそが、フィンランド流の健康的で豊かな食のベースにあります。
日本の主食といえば白いご飯ですが、フィンランドの伝統的な主食は「ライ麦」で作られた黒いパン(ルイスレイパ)です。
フィンランドの厳しい寒さの気候では小麦の栽培が難しかったことから、寒さに強いライ麦が発展しました。このライ麦パン、実は現代の栄養学の視点からも優秀な健康食として注目されています。
フィンランドでは、このライ麦パンにバターを薄く塗り、チーズやキュウリ、サーモンを乗せて、朝食や軽食として日常的に食べられています。
世界の食文化を体験する一番の近道は、実際に作って食べてみることですよね。ここでは、日本のスーパーで手に入る食材で手軽に作れる、フィンランドの定番レシピを2つご紹介します。
| 生サーモン(ひと口大) | 150g |
| じゃがいも(角切り) | 1個 |
| にんじん(角切り) | 1/2本 |
| 玉ねぎ(薄切り) | 1/2個 |
| 水 | 300ml |
| コンソメ(固形) | 1個 |
| 牛乳(または生クリーム) | 150ml |
| バター | 10g |
| 塩、コショウ | 少々 |
| ディル | 適量 |
| 冷凍パイシート | 1枚 |
| ご飯 | お茶碗1杯分 |
| 牛乳 | 150ml |
| 塩 | ひとつまみ |
| ゆで卵 | 1個 |
| バター | 15g |
最後に、フィンランドの食文化に欠かせない休憩の知恵をご紹介します。
実はフィンランドは、1人あたりのコーヒー消費量が世界トップクラスの「コーヒー大国」です。仕事や家事の合間にコーヒーを飲む休憩時間のことを、現地では「カハヴィタウコ(Kahvitauko)」と呼び、なんと法律や労働協約で「コーヒー休憩をとること」が義務付けられているほど大切にされています。
この休憩のとき、コーヒーと一緒に欠かせないのが「シナモンロール(コルヴァプースティ)」です。フィンランドのシナモンロールは、カルダモンというスパイスがたっぷり効いており、甘さ控えめでエキゾチックな香りが特徴です。
義務としてでもしっかりと手を止め、温かい飲み物とおやつで仲間と一息つく。このあえて立ち止まり、今を心地よく過ごす時間の積み重ねこそが、彼らの高い幸福度を支える最高のスパイスになっているのかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
フィンランドの食文化の魅力は、豊かな自然をそのままいただく素朴さと、忙しい日々の中でも食べる時間を「心地よい休憩」として大切にする姿勢にあります。
品数をたくさん用意しなくても、具だくさんの温かいスープが1つあれば、心も体も十分に満たされます。
皆さんもぜひ、今夜はサーモンスープを作って、お家で北欧の穏やかな風を感じてみませんか?
次回の世界食文化紀行もお楽しみに!
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